2022-05-17
不動産売却時にかかる費用のなかに、不動産会社に支払う仲介手数料があります。
支払う費用のなかでも大きな割合を占めるものなので、事前に仲介手数料について確認しておくことが大切です。
今回は、不動産売却で支払う仲介手数料の概要や計算方法についてもご紹介します。
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仲介手数料とは、売買契約が成立した際に、仲介をおこなった不動産会社に支払う成功報酬のことをいいます。
成功報酬のため、売買が成立しなかった場合は支払う必要はありません。
また複数の不動産会社に売却を依頼していた場合でも、売却を成立させた不動産会社にのみ支払えば大丈夫です。
ただし、すべての不動産売却で仲介手数料を支払う必要がある訳ではありません。
仲介手数料を支払うケースは、不動産会社が仲介に入って売却が成立した場合です。
そのため以下のような取引であれば、仲介手数料を支払う必要はありません。
不動産買取とは、不動産会社が不動産を直接買い取る方法です。
不動産会社が買主となり仲介が入らないため、仲介手数料を支払う必要はありません。
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宅地建物取引業法では仲介手数料の上限額を定めており、上限額を超えた請求をすることを禁じています。
そのため上限額を超えていなければ、不動産会社は自由に仲介手数料の金額を設定することができます。
ただし、ほとんどの不動産会社が上限額で仲介手数料の請求をおこないます。
そのため仲介手数料に相場というものはなく、売却価格に応じた仲介手数料の上限額を知ることが大切です。
仲介手数料の計算方法は以下のとおりです。
このように売却価格を分割して計算し、それぞれを合計した額が仲介手数料となります。
ただし、売買価格が400万円を超える場合は、下記のような速算式で簡単に仲介手数料を求めることができます。
仲介手数料=(売買価格×3%+6万円)×1.1(消費税10%)
例えば、売買価格が2,000万円だったときの仲介手数料の計算は下記のようになります。
(2,000万円×0.03+6万円)×1.1=726,000
速算式により仲介手数料は税込726,000 円ということがわかります。
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仲介手数料とは、不動産売却が成立した際に仲介した不動産会社に支払う成功報酬のことです。
売却価格が400万円を超える仲介手数料の計算は、速算式を使って計算してみましょう。
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