土地評価額とは？調べ方や特徴をご紹介

この記事では北九州市内で不動産の売却を検討している方に向けて土地の評価額についてご紹介していきます。
土地の評価額には5つの特徴があり、調べ方についても解説しておりますので是非参考にしてみてください。

土地の評価額とは？

評価額とは、固定資産税や都市計画税、不動産取得税の算出に使用するために、税額を決める際の基準となるものです。
おおよその実勢価格は評価額を70％で割った金額で計算することができ、たとえば評価額が1,000万円の土地であれば実勢価格は1,428万円になります。
持っている土地がいくらで売れるか知りたいときは評価額を確認することで簡易査定することが可能ですので覚えておきましょう。

土地の5つの評価額とその特徴をご紹介

5つの評価とは、実勢価格、公示価格、基準地価、相続税路線価、固定資産税評価額があり、それぞれの評価額には目的や特徴に違いがあります。

実勢価格

実際に取引されている価格のことをいい、景気や需要と供給によって価格が上昇したり下落したりするため時価とも呼ばれています。

公示価格

毎年3月に国土交通省が公表している価格のことをいい、1か所の基準地につき2名以上の不動産鑑定士が別々に鑑定をおこない、土地鑑定委員会が審査したうえで公示価格を決定します。
不動産の取引において適正な地価の形成や補償額の算定に役立てることを目的とされています。

基準地価

毎年1月と7月に鑑定され各都道府県が選定した基準価格のことをいいます。
鑑定する目的は公示地価とほとんど変わりありませんが、基準地価の場合は年に二度鑑定することから、実際の不動産価格の変動を反映しています。

相続税路線価

1月1日時点の評価額を国税庁が調査して公表する土地の価格で、贈与や相続によってその課税額を算定することを目的に設定されています。
路線は道路のことを指し、路線価はその道路に面している不動産の1㎡あたりの価格が公表されています。

固定資産税評価額

固定資産税や都市計画税、登録免許税などの税額を算定するために市区町村が定めている土地の価格で、毎年送られてくる納税通知書から評価額を確認することができます。

それぞれの土地評価額の調べ方

実勢価格や公示地価、基準地価は土地総合情報システムから調べることができ、路線価は国税庁のサイト内で閲覧が可能です。
税額計算の税率や計算方法もweb上で調べられますが、不明な場合は各機関に問い合わせてみましょう。

まとめ

土地の評価額とはなにか、5つの種類と調べ方をご紹介しました。
自分でも簡単に調べられるので売却を検討したら評価額を見てみてはいかがでしょうか。
私たち「株式会社EVISU 本店」は北九州市八幡西区にある地域密着型の不動産会社です。
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