不動産売却における分筆とは?流れとメリットもご紹介

2022-08-23

不動産売却における分筆とは?流れとメリットもご紹介

土地の一部分だけを売りたいときや相続などで分筆をおこなうケースがあります。
しかし、分筆という言葉を初めて聞く方も多いのではないでしょうか。
ここでは北九州市・中間市・遠賀郡水巻町・遠賀郡遠賀町・直方市などのエリアで不動産売却について調べている方に向けて、分筆とはどのようなものか、またメリットと流れについてご紹介します。

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不動産売却における分筆とは

分筆とは、1つの土地を2つ以上に分け、複数の土地として登記することです。
1つの土地には1つの建物しか建てられませんが、分筆すると複数の建物を建てたり一部分だけを売却することができるようになります。
そのため、以下のようなケースで用いられます。

  • 土地の一部分を売却
  • 相続によって複数人で土地を分ける
  • 親の土地の一角に子どもが家を建てる

分筆しないで土地の一部分を売却するとトラブルが起きやすいので、分筆してから売却するのが一般的です。
また、「筆」という漢字が使われていることに疑問を感じるかもしれませんが、土地を数えるときの単位は「筆」であり、そこから分筆と呼ばれているのです。
似た言葉に「分割」があり分筆と同じように土地を分けることを意味しますが、分割は登記をおこなわない点が異なります。

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不動産売却における分筆のメリット

分筆すると、以下のようなメリットがあります。

  • 異なる権利関係を登記できる
  • 異なる地目を登記できる
  • 税金が安くなる可能性がある

分筆によって別々の所有者を登記でき、またそれぞれ異なる地目も登記できる点がメリットです。
また土地の評価額は土地の間口や形状、接している道路の幅などの要素で決まるので、分筆によって接する道路が細い道路のみになった場合などは評価額が下がり税金が低くなります。
反対に、土地が狭くなるため使いづらくなったり、やり方によっては建物が建てられなくなったりするデメリットもあります。

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不動産売却における分筆の流れ

分筆から不動産売却をおこなうまでの流れは、下記のとおりです。

  • 土地家屋調査士に依頼
  • 法務局や役所で事前調査
  • 境界確定測量をおこなう・分筆案の作成
  • 境界標を設置し土地分筆登記をおこなう
  • 不動産売却

分筆は専門知識が必要となるため、土地家屋調査士に相談・依頼をしましょう。
土地家屋調査士に依頼すると費用はかかりますが、事前調査から境界確定測量、分筆案および分筆登記までおこなってくれます。
ただし、以下のような注意点があります。

  • 小さくなりすぎる土地など分筆できない土地がある
  • 接道義務を果たすように分筆する

これらの点に気を付けて分筆をおこないましょう。

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まとめ

分筆は1つの土地を複数に分けて登記することを意味し、それぞれの土地に別々の所有者を登記できるようになるなどのメリットがあります。
分筆は専門知識を必要とし個人では難しいので、土地家屋調査士に依頼することをおすすめします。
私たち「株式会社EVISU 本店」は北九州市八幡西区にある地域密着型の不動産会社です。
不動産売却・買取に関するお悩みがあれば、HPからお気軽にお問い合わせください。

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