2025-10-17

不動産の売買や相続の際に必ずといっていいほど出てくるのが「確定測量」。
しかし、実際には「境界がはっきりしていないまま土地を売買してしまった」「隣地との境界で揉めてしまった」というトラブルが後を絶ちません。
今回は、八幡西区沖田の不動産会社・株式会社EVISUが、
プロの目線で「土地の確定測量」についてわかりやすく解説します。
確定測量とは、土地の正確な面積と境界線を確定するための測量です。
測量士が現地で隣地所有者立ち会いのもと境界を確認し、法務局に提出できる図面(地積測量図)を作成します。
この測量によって、**「この土地はここまでが私の敷地です」**という法的な根拠が明確になります。
土地を売却するとき
売買契約前に境界を確定しておくことで、購入者が安心して取引できます。
相続や分筆(分ける)をするとき
相続人間のトラブル防止や登記手続きの円滑化につながります。
隣地との境界トラブルが起きたとき
お互いの土地を明確にすることで、無用な争いを防げます。
測量士への依頼
まずは土地家屋調査士や測量士に相談します。
現地調査・資料確認
法務局や市役所で登記図・公図を確認し、現地の状況を調べます。
隣地所有者との立会い
お隣さんにも立ち会ってもらい、境界杭の位置を確認します。
図面作成・登記
確定した境界をもとに「地積測量図」が作成され、登記手続きが可能になります。
費用:30万〜60万円前後(※土地の広さ・形・隣地数によって変動)
期間:1〜2か月程度が一般的です。
測量には隣地立会いが必要なため、スケジュール調整によっては時間がかかることもあります。
確定測量をしないまま売却すると、
面積が登記より少なく、想定より売値が下がる
境界トラブルで売買が中断する
買主からクレームが入る
といったリスクがあります。
不動産会社としては、売主・買主どちらの安心にも「確定測量」が欠かせないと考えています。
確定測量は時間も費用もかかりますが、
それ以上に「安心して不動産を売却できる」という大きなメリットがあります。
株式会社EVISUでは、北九州市・八幡西区・小倉南区などの土地売却・査定・測量相談を承っております。
「この土地、測量したほうがいいのかな?」という疑問でもお気軽にご相談ください。