土地の売却における測量とは?その必要性・費用相場と筆界特定制度を解説

2022-06-28

土地の売却における測量とは?その必要性・費用相場と筆界特定制度を解説

土地付きの一戸建てを売却する場合、正しい土地の面積が必要です。
古い測量技術で測られた土地では、正しい面積ではない可能性があります。
土地の売却時に実際の面積と書類の面積が異なり、トラブルに発展するケースも少なくありません。
そこで今回は、土地の売却における測量とは何か、その必要性と費用相場を解説します。
また、境界トラブルの解決に役立つ筆界特定制度もご紹介します。

\お気軽にご相談ください!/

土地の売却における測量とは?その必要性と費用相場

測量とは、土地の面積を正しく測り、隣地との境界線を確定することです。
一般的に測量費用は売主負担となるため、その必要性と費用相場を確認しておきましょう。

測量の必要性

土地の売却における測量は義務ではありませんが、登記簿上の面積と実際の面積が異なる場合は売買金額に影響があるので、正しい面積が必要となります。
また、隣地所有者と互いの土地の境界について認識が一致していないと境界トラブルの原因となるため、測量により境界線を明確にしておく必要があります。

測量の方法と種類

土地家屋調査士に依頼しておこなう測量には、次の2種類があります。

  • 現況測量…現地で確認できる土地境界点をもとに、隣地所有者の立ち会いなしにおこなわれる測量
  • 確定測量…隣地との境界点を隣地所有者立ち会いのもと確定し、そこを起点に測量

現況測量は簡易的なもので、取引時に正式な効力を発揮するのは確定測量により作成された確定測量図です。
ただし、すでに測量をおこなって確定測量図と境界確認書があれば、再度測量する必要はありません。

測量の費用相場

一般的な住宅用地の場合、現況測量なら10~20万円程度ですが、確定測量では40~50万円ほどかかります。
また、公道に隣接している土地では役所の立ち会いが必要なのでプラス10~30万円程度必要です。

弊社が選ばれている理由はスタッフにあります|スタッフ一覧

\お気軽にご相談ください!/

土地売却前の測量における筆界特定制度とは

土地の売却に最適な確定測量をおこなうには、隣地所有者の立ち会いによる同意が必要になります。
しかし、隣地所有者の所在が不明なケースや、隣地所有者と境界に対する認識が相違しているケースなどで、境界の確定ができないことがあります。
そのような場合に境界を確定する方法が「筆界特定制度」です。
筆界特定制度は、対象となる土地の所在地を管轄する法務局または地方法務局の筆界特定登記官に対して申請します。
筆界特定制度の利用には、申請手数料のほか、測量が必要であればその費用を負担することになり、確定までにおよそ半年から1年の期間がかかります。
筆界特定制度のような煩雑な手続きが難しい場合には、不動産会社による買取を検討してみてはいかがでしょうか。
北九州市周辺で土地の売却をご検討中の方は、ぜひ弊社へご相談ください。

弊社が選ばれている理由はスタッフにあります|スタッフ一覧

まとめ

土地の確定測量には大きな費用がかかります。
しかし、売主買主双方が安心して取引をおこなえることが、早期売却への近道だといえるでしょう。
私たち「株式会社EVISU 本店」は北九州市八幡西区にある地域密着型の不動産会社です。
不動産売却・買取に関するお悩みがあれば、HPからお気軽にお問い合わせください。

ブログ一覧ページへもどる

まずはご相談ください!

093-616-1873

営業時間
9:00~18:00
定休日
水・祝

売却査定

お問い合わせ